from 整体院　真佳　磯部直樹

真岡市の治療院のデスクより、、、

本日もブログを読んでいただきありがとうございます。

本日から

【脊椎すべり症・分離症】

についてお話しさせていただきます。

すべり症・分離症とは

腰椎の椎間板のついている前方部分は椎体、後方の椎間関節のついている部分は

椎弓といいます。

椎体と椎弓はしっかり繋がっています。

椎弓の部分で骨の連続性が断たれてしまい、椎体と椎弓が離れてしまった状態を

「腰椎分離症」といいます。

分離症のなかで、後方部分の支持性がないため椎体が前方にずれてくるものを「分離すべり症」と呼びます。

骨折の１種類として考えられます。

すべり症は脊椎(せきつい)同士がずれた状態を指します。

椎間板の老化による不安定性が原因でずれたものを「変性すべり症」といいます。

分離すべり症は繰り返す腰痛、または慢性的な腰痛と下肢痛を来すことが非常に多く、

高度なすべり症以外では通常、排尿排便障害は認めません。

排尿障害の症状がでると手術の適応になる場合が非常に多いです。

変性すべり症も腰痛・下肢痛を来しますが、脊柱管(せきちゅうかん)全体が狭くなるため

馬尾(ばび)神経の圧迫症状が主症状になります。

すなわち、歩行によって下肢痛やしびれ感が出現し、

休むと軽快する間欠性跛行(かんけつせいはこう)と呼ばれる症状や、会陰部(えいんぶ)のしびれ感や、排尿排便障害を来します。

簡単ですがどのような疾患なのかを説明させていただきました。

次回は原因についてお話しさせていただきます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。